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金属について・・・

金以外の金属製品は、術用の道具(ツール)としての価値が低いため、
重要視されていない。特に東大陸では、身分が高いほど金属製品を持たない。
なかでも鉄は遺体とともに埋葬する埋葬儀礼があるため、死人の金属として
忌み嫌われている。鉄は術を妨害する力が強く、特殊な状況下で護符として
用いられる事もある。

普通の道具は石や木で作られている。武器や防具にも金属は使われない。
日常の包丁なども、木や石の包丁に術を帯びさせて使う。位の高い人ほどこの
傾向は強く、貴族階級などになると、優雅なシルクのガウンなどに術を帯びさ
せて身を守る。


ロール・・・

ロールとは、ユニット毎の役割設定。最大4人のパーティーキャラクターに、
それぞれのキャラクターの特性を考えながら、それぞれのロールを割り振る。

ロールには攻撃系、術系、防御系、回復系をさらに再分化した20種類以上の
ロールが存在し、攻撃重視、術強化、突撃、狙い打ち、回復などの基本型の他に、
限界を超えて闘う“軍神”、とにかく最速で攻撃する“鉄砲玉”のように諸刃の
剣的なものから、連携精度を高める“エース”“切りこみ”や、敵の攻撃を一身
に受ける“オトリ”、敵の連携を邪魔する“陽動”など、連携技に直接影響を与
えるものもある。


クヴェル・・・

クヴェルとは、水源などを表す言葉です。
クヴェルの正体は、先行文明の遺物で、アニマの力を引き出す媒体として
の道具(ツール)の原型となった存在である。火をおこすクヴェル、土を掘る
クヴェル、井戸を満たすクヴェル、剣のクヴェルなど、クヴェルごとにそれ
ぞれ異なる効能を持つ。実際には使用法の分からないものが大半を占めてい
るようだ。少し前には、クヴェルをより多く持つものが権力を集めた時代も
あった。

クヴェルの模造品が、まれに力を発揮することは以前から知られていたので、
人々はクヴェルに似せた道具を作った。さまざまな成功と失敗の経験から、徐々
に術の理論的体系が出来上がっていった。道具には出来不出来があるが、クヴェル
は完璧な道具だと考えられる。