ふむ・・・どうやら誰もいないらしいな・・・」
いつのまにかSDK竜騎士団近衛隊長に任命されていた私は
そうつぶやいた。(ほんといつのまに・・・^^;)
ここブリテインの王家の墓では、サーバーダウン前になると
闘争が起こる。前に来たときには、5秒であの世に旅だって
しまった。今日こそは・・・私はこぶしを握り締めた。
しばらくすると、剣のぶつかり合う音が聞こえてきた。
「おお!ついに始まったか!!」
私はマジックリフレクトをかけ、物陰に隠れパラボックスを
作り始めた。作っている最中、先に作っておけば良かったんだと
いうことに気がついた!
どうやら日本人と外国人が戦っているようだ。私は日本人に
加勢をすることにした。(なんとなくね・・・)
我が愛用のハルバードを手にとり、敵に気づかれないよう
こっそり後ろから忍び寄った。
「ぐへへへ・・・」
私の中で、獰猛な何かが雄叫びを上げる(雄叫びか?^^;)。そして・・・
「もらったぁぁぁーー!!」
戦いに夢中になっている奴の後頭部めがけて、いっきに
ハルバードをたたきつけた!(ひきょーものだな^^;)
敵「うあぁぁ・・・」
私の鋭い斬撃(?)に、奴はあえなくしずんた・・・
直後に私めがけて弓を放ってきた奴がいたが、ハルで
殴り倒した。
「ふ・・・あっけない・・・」
捨て台詞をはき、私は戦場へと身を投じた。
しばらく戦場の様子を見ていると、一人の赤ネームが
姿をあらわした!
「あ、赤い・・・」
そうつぶやきながらも、私は奴の名前を確認した。その時
私は驚愕した!!
「な、なにぃぃぃぃぃ!!」
その赤ネームは私の知りあいだったのだ!(爆)
だが彼は赤ネームのためよく狙われるらしく、HPゲージがほとんど
残っていない。そしてなんと、そのときなぜか墓場にいた熊の攻撃
で、彼はしんでしまったのだ(笑)
私は荷物を守ってあげようと思い、こう叫んだ。
「この荷物狙う奴、たたき殺す」
と・・・・・。
この言葉がいけなかったのか、周りにいた者達の視線が
いっせいに私に注がれた。・・・その直後!
周りの者達「In Por Ylem」
「An Ex Por」
「Kal Vas・・・」
次々に魔法を唱え始めたのだ!ぐはぁ〜〜!!
私は必死に逃げた。しかし多勢に無勢、一気に周りを取り
囲まれた!
「や、やばい!」
その瞬間、私の頭に閃光が走った!!
「そ、そうだ!この危機を乗り越えるには、我が竜騎士団が
誇る団子三銃士の一人、Blue.Syuの必殺技…
必殺!団子3段突き!!
しかない!!」
そう確信した私はそくざに行動した!
「必殺ぅぅ!団子さ・・・・・・・・ぐはぁーーー!!」
・・・・・・・
吹き抜ける風の中、近衛隊長の亡骸が寂しく横たわっていた・・・
〜完〜
|