近衛隊長奮戦記外伝 〜8徳の神殿〜 第一章・8つの徳(前編)


投稿日 5月23日(日)13時01分 投稿者 Lucifel削除

近衛隊長奮戦記外伝 〜8徳の神殿〜

第一章・8つの徳(前編) 私は、我が友人である聖騎士kiyomasaとともに、Yewの町に
来ていた。
我々はなぜか妙な胸騒を覚え、何かに呼び寄せられたかのように
Yewまで旅をしてきたのだ。
聖騎士kiyomasaの、二階建ての家を建てるための土地さがしに
来たのでは、断じてない。
我々は、何かに誘われているかのごとく、Yewの北にある広大な
森の中へと吸い込まれていった・・・・。
しばらく歩くと、我々の目の前に神殿らしいものが現れた。
Kiyomasa「おお、なんという気高くも美しい神殿なのだ・・・・」
Lucifel「ああ・・・まさしく神の業だな・・・」
我々はおもわず感嘆の声をあげた。
少なくとも、
kiyomasa「なにこれ?」
Lucifel「わからん」
などという会話は、かわされてはいない・・・
神殿の中には御神体と思われるものがあり、その床には何かの
紋章のようなものがはめ込まれている。
Lucifel「これは・・・?」
私はいぶかしげにそれを眺めていた。その紋章にリコールを
かけてみたり、recsu,recdu などと話しかけてみたりしたのは、我が
友人であるkiyomasaにも秘密だ。
とつぜん、聖騎士kiyomasaがこうつぶやいた。
Kiyomasa「これは8徳を象徴する紋章のひとつさ・・・」
Lucifel「8徳?」
8徳、すなわち騎士がもっとも大切にしなければならない
8つの精神、美徳である。
Honesty, Compassion, Valor, Justice, Sacrifice, Honor,
Spirituality, and Humility.
  率直、同情、勇気、公正、犠牲、名誉、精神性、謙虚
騎士たるもの、この精神、美徳をいかなる時でも忘れてはならない。
私はふと、自分のこれまでの行いを振り返った・・・
Lucifel(この間、敵を後ろから殴ったな・・・死体もあさったし・・・
    HPが残り少なくて瀕死の相手を、うすら笑い浮かべながら
    ハルバードで殴り倒したりもしたぞ・・・
    日本人を襲わずに外国人と思われる人ばかり攻撃して
    たし・・・。うう、私は・・・・・わ、わたしは・・・・・・・・・
        ワ タ シ ハ  キ シ ナ ノ カ?     )
これまでの自分を振り返り、私は愕然とした。
私は騎士であったはず。しかしこのところの私は、騎士の美徳を
忘れていたかもしれない・・・
私は決意した。忘れていた騎士の精神、8つの美徳を取り戻す
ために、世界中のどこかに存在するであろう"8徳の神殿"をさがし
だし、真の騎士道精神を手に入れよう・・・・と。
その後、聖騎士kiyomasaは私を王都ブリテインのとある場所へと
案内してくれた。そこには、私がこれから目にするであろう8つの徳の
紋章が、静かに輝いていた・・・
            〜第二章へ続く〜
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